Ⅱコリント12:9
わたしの恵はあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ
わたしなんか、だめだめ、まだまだ、ぜんぜん・・・
日本人には謙遜という麗しい姿があるのですが、謙遜ではなく、かなり低い自己評価になっている場合があります。大人になってからも、自分を認めてもらおうと、失敗しないよう、ミスしないよう、必死になってしまうことがあるでしょう。
しかし、子育てをする恵みは、このような生き方をやめるチャンスがくることです。もうどうにもならない!ひえー!ということが起こります。わたしにもありました。お祭りの日、浴衣の子ども2人を連れていました。一人はまだよちよちです。暑い夜でした。よちよち歩きで木の根元に転び、鼻が擦り剝け、流血。ゆかたが汚れ、わんわん泣きました。そこにもう一人がなんど下痢ウンチをもらし、においがすごい。スーパーのトイレに飛び込みましたが、匂いが充満し、職員がわらわら集まってきて、スーパー利用者が「くさーい!!」と大きな声で言っていました。
びっしょりの汗と涙で超えた夜のことは、今では珍プレ‐話です。ここぞという時には、見栄も体裁もかなぐり捨てる強さがわたしたちにはあります。だから日々のいざこざなんか、すこし目をつぶって進みましょう。保育園が何でもありよ、と協力します。
めぐみ保育園 副園長 瑞慶山麗子
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